「法テラスだと弁護士を選べない」ということが言われているので,説明を作りました。
結論としては,選べる申し込み方と選べない申し込み方がある,ということになると思います。(2021.1)
(※弁護士と認定司法書士を合わせて「法律家」と書きました。)
法テラスの利用を申込む方法として,担当の法律家経由で法テラスに申込む方法があります。
そこで,まず意中の法律家にお願いをして,そこから申し込めば,法律家を選べることになります。
ただし,
(1)なんらかの事情で意中の法律家がOK[しない/できない]場合
(2)意中の法律家が法テラスと契約していない場合
というように,希望がかなわないこともあります。
法テラスと契約している法律家の一覧を,各地の法テラス地方事務所がwebに載せていますので,意中の法律家がいるかどうか,予め調べることもできます。
一覧は,たとえば埼玉県だとこちらにあります(法テラス埼玉 契約弁護士・司法書士名簿一覧(直接予約制事務所相談))。
法テラスの利用を申込む方法として,法テラスに申込む方法があります。
この場合,法テラスは,公平に,近々予定されている法律相談会をご案内したり,名簿の中から対応できる法律家を手配して派遣したりします。
そのため,お客さんは,法律家を選べない(誰に当たるかは分からない)ことになります。
法テラスを利用すると法律家を選べない,ということが聞かれることがあります。
法テラスを利用するためには,法律家に申し込む方より,法テラスに申し込む方が多いと思われますので,それで,法テラスを利用すると法律家を選べない,と誤解されている方が多いのだと思います。
実際は,選べないことはありませんので,選びたいというご希望がある方は,意中の法律家の先生にアプローチしてみていただければと思います。
法律相談のご予約については、「法律相談について(法テラス秩父)」のページをご覧ください。