6月10日(※)に,弁護士会の全国一斉労働相談ホットラインというものがありました。
日付は,「6(労)/10(働)」の語呂合わせではないかと思います。
埼玉弁護士会では,浦和の弁護士会館に何本も電話を用意して,何人もの弁護士相談員が待機して,相談にあたっていました。何十時間・人ものパワーを投入した企画です。
全体で10時~22時に実施するうち,ぼくは18時~22時に参加をしました。埼玉弁護士会の貧困問題対策本部のメンバーに入れていただいているからです。
4時間参加して,実際にぼくが行った電話相談は2件でした。
夜の方が電話をしやすい労働者の方が多いのではないかと思いますが,4時間に2件ということは,配置人数の割には受電が少なめだったといえると思います。
受付番号がナビダイヤルだったことが不利にはたらいたかもしれません。ナビダイヤルは,最初に通話料の説明のアナウンスが入るし,携帯電話の無料通話分がつかえないのです。
しかし,受電した2件の中には,「あなたの職場,真っ黒ですよ!?」というものがあったのです。
「ちょっとおかしいんじゃないかと思って電話してみました」という感じのお電話だったので,思っておられるよりずっとおかしいのですぐにお近くの地域で本格的な法律相談を受けて下さい,というように案内をしました。
参加した甲斐があったように思いました。